給湯器の平均寿命は10年とか。
我が家の給湯器も10年を過ぎて、お風呂を沸かしている最中に給湯器が止まるなどの不具合が出てきました。
近年は半導体不足のため、給湯器も品薄状態が続いています。
なんとか給湯器『エコジョーズ』の確保ができたのですが、やはりそれなりの金額がしますよね(苦笑)
そこで調べてみると、どうやら給湯器にも補助金が出る模様。
しかし、補助金のたぐいは対象になるのか、対象除外なのかが本当に分かりにくい。
そこで今回は、2023年東京都で給湯器『エコジョーズ』に補助金は出るのか調査していきたいと思います。
2023年東京都で給湯器『エコジョーズ』設置に対してもらえる補助金制度は?
2023年現在、東京都で給湯器『エコジョーズ』を設置すると申請できる補助金はどれでしょうか?
それぞれ申請に条件はありますが、以下3つの補助金制度があります。
・東京ゼロエミポイント
・こどもエコすまい支援事業
・区市町村別に独自でおこなっている補助金制度
まず初めに、2023年に東京都で給湯器『エコジョーズ』を設置した場合、比較的申請を受けやすい『東京ゼロエミポイント』から紹介したいと思います。
2023年東京都で給湯器『エコジョーズ』を設置すると申請できる東京ゼロエミポイントとは?
2023年東京都で給湯器『エコジョーズ』を設置した場合に申請できる補助金制度『東京ゼロエミポイント』とは、どのような制度なのでしょうか?
東京都が実施する事業。
設置済みの製品を省エネ性能の高い給湯器(他にも対象商品あり)に買い換えた都民に対して、東京ゼロエミポイントを付与。
ポイント数に応じた商品券とLED割引券が交付される。
今回は給湯器『エコジョーズ』を設置した場合について見ていきましょう。
『エコジョーズ』自体は対象製品に指定されています。
ただ、残念ながらすべての型番が対象製品というわけではないので注意が必要です。
・給湯部熱効率が94%以上のエコジョーズであること。
・都内に住所を有する個人であって、その住所を公的な書類(免許証等)で証明できること(※申請者の対象年齢は問わない)
・購入した対象家電等を都内の住宅に設置すること。
・申請期間:2019年10月1日~2024年3月31日(当日消印有効)
※公式ホームページでは2023年3月31日までとあるが、2022年12月19日に環境局から期間延長の発表があった。
※予算が消化された場合は、期限前であっても受付終了(予算超過が見込まれた場合には、公式ホームページで発表されるとのこと)
上記の条件を満たした上で付与される東京ゼロエミポイントは、10,000ポイントです。
東京ゼロエミポイントは、1ポイント=1円換算。
対象製品の『エコジョーズ』を買い換えた場合の東京ゼロエミポイントの内訳は、
LED割引券1,000円分+JTBナイスギフト(商品券)9,000円分です。
しかし、期間が延長されたことで、2023年4月以降の買い替え製品については付与ポイント数が約2割アップする予定であることが発表されています。
現行、対象製品の『エコジョーズ』を買い換えた場合は10,000ポイント。
しかし2023年4月以降に買い換えた場合は12,000ポイントが付与される予定だということです(LED割引券1,000円分+JTBナイスギフト(商品券)11,000円分)
予算に限りはありますが、今から購入するなら2023年4月まで待った方がお得ですね!
・登録・交換申請書…原本(指定フォーマット)
・本人確認証(運転免許証等)…コピー
・領収証…コピー
※新ポイント数(12,000ポイント)付与のためには、2023年4月1日以降の日付の領収証が必要。
・対象製品証明書…コピー
・納品書…コピー
次に、『こどもエコすまい支援事業』を見ていきましょう。
2023年東京都で給湯器『エコジョーズ』を設置すると申請できるこどもエコすまい支援事業とは?
2023年東京都で給湯器『エコジョーズ』を設置した場合に申請できる補助金制度『こどもエコすまい支援事業』
しかし、残念ながら『こどもエコすまい支援事業』は給湯器『エコジョーズ』の設置だけで申請することはできません。
国(国土交通省)が管轄する事業。
子育て世帯・若者夫婦世帯による新築取得(条件あり)や、住宅の省エネ改修等が対象になる補助金。
こどもエコすまい支援事業は、国(国土交通省)が管轄する事業です。
同一製品に対して国がおこなういくつかの補助金事業を同時に受け取ることは不可能ですが、国のおこなう補助金事業と都のおこなう補助金事業の併用は可能。
そのため、対象条件を満たせば東京ゼロエミポイントとの併用も可能です。
ただし、給湯器『エコジョーズ』の設置のみでは条件を満たすことができません。
なぜなら、こどもエコすまい支援事業は以下の条件があるのです。
・こどもエコすまい支援事業は、申請する補助額の合計が5万円未満の工事は対象除外。
給湯器『エコジョーズ』の設置をした場合、こどもエコすまい支援事業で申請できる補助額は27,000円(1戸あたり)
申請する補助額の合計50,000円を満たすためには、23,000円足りません。
そのため給湯器『エコジョーズ』の設置以外に、他の住宅省エネ改修等をおこなう必要があります。
こどもエコすまい支援事業の申請には、玄関や窓などの断熱改修やバリアフリー改修など、8つのメニューが提示され、それぞれ補助金を受け取れるようになっています。
給湯器『エコジョーズ』の設置で補助金を申請するには、例えば以下の工事を同時におこなうことが必要になります。
・給湯器『エコジョーズ』:補助金額27,000円
・高断熱浴槽:補助金額27,000円
※補助金額合計→54,000円
・給湯器『エコジョーズ』:補助金額27,000円
・ビルトイン自動調理対応コンロ:補助金額14,000円
・ 掃除しやすいレンジフード:補助金額11,000円
※補助金額合計→52,000円
さらに、給湯器『エコジョーズ』でこどもエコすまい支援事業を申請するためには以下の条件と注意点があります。
急騰暖房器にあたっては、給湯部熱効率が94%以上であること。
給湯単能器、ふろ給湯器にあっては、モード熱効率が83.7%以上であること。
加えて、メーカーが事務局に補助金対象商品として申請、許可を受けた商品であること。
・こどもエコすまい支援事業は、補助事業者として登録していない業者に依頼すると補助金を受け取れない。
→契約前に補助事業者になっているか確認する必要がある。
・こどもエコすまい支援事業はリフォームを発注する人ではなく、リフォーム工事をおこなう業者が代理で申請し補助金も業者に振り込まれる。
→リフォーム発注者は補助金分の値引きを受けるなど、間接的に補助を受ける形になる。
こどもエコすまい支援事業は直接補助金を受け取れるわけではありません。
リフォーム工事を依頼された業者が補助金の申請をして、業者に補助金が渡されるという点には注意が必要ですね。
対象期間:着工日2022年11月8日~2023年12月31日のリフォーム
交付申請期間:2023年3月下旬~2023年12月31日
※ただし、予算上限に達した場合は早めに申請を締め切る。
必要書類:①納品書の写し
②工事したことが確認できる写真(申請する箇所ごとに、工事前後で1枚ずつ)
2023年東京都で給湯器『エコジョーズ』を設置した場合に申請できる補助金制度には、区市町村別に独自でおこなっている補助金制度もあります。
2023年東京都で給湯器『エコジョーズ』を設置すると申請できる区市町村別の独自の補助金制度とは?
2023年東京都で給湯器『エコジョーズ』を設置した場合に申請できる補助金制度。
区市町村によっては独自に補助金制度を設けている場合もあります。
補助金については、財源が別の場所から出ているものについては併用が可能です。
そのため東京都の区や市など独自でおこなっている補助金については、国・東京都・区市町村それぞれの補助金を併用することが可能。
大変お得に給湯器『エコジョーズ』を購入できる可能性がありますよね!
下記に、参考で給湯器『エコジョーズ』の補助金をおこなっている(または、おこなっていた)区や市を挙げてみました。
他の区市町村でもおこなっている可能性があるので、購入検討時に自分の市区町村で補助金制度があるか調べてみるといいかもしれません。
千代田区ホームページ – 令和4年度千代田区省エネルギー改修等助成制度 (chiyoda.lg.jp)
令和4年度 世田谷区環境配慮型住宅リノベーション推進事業補助金について | 世田谷区ホームページ (setagaya.lg.jp)
令和4年度住宅用省エネルギー機器設置費補助金/東村山市 (city.higashimurayama.tokyo.jp)
住宅リフォーム資金融資あっせん制度【制度を拡充しました】 江戸川区ホームページ (city.edogawa.tokyo.jp)
参考:2023年東京都で給湯器『エコジョーズ』を設置すると申請できる補助金で、『高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金』は対象にならないの?
2023年東京都で給湯器『エコジョーズ』を設置すると申請できる補助金で、『高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金』は対象にならないのか?
残念ながら、給湯器『エコジョーズ』の設置は経済産業省がおこなう『高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金』の対象ではありません。
『高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金』対象製品
高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金の対象となる給湯器は「エネファーム/エコワン/エコキュート」の3製品のみです。
家庭用燃料電池(エネファーム)・ヒートポンプ給湯器(エコキュート)は説明があるのに、ハイブリット給湯器には()の記載がないのはなぜでしょうか?
私はてっきりエコジョーズも対象?!と思ってしまったのですが、残念ながらハイブリッド給湯器=エコワンのようです。
大きな額の補助金なので残念ですよね(苦笑)
まとめ
2023年東京都で給湯器『エコジョーズ』に補助金は出るのか調査してきました。
給湯器『エコジョーズ』を設置することでもらえる補助金は次の3つです。
・東京ゼロエミポイント
・こどもエコすまい支援事業(条件あり)
・区市町村別に独自でおこなっている補助金制度
それぞれ財源が国・東京都・区市町村と別のため、お住いの地域によっては3つの補助金を併用することができてお得ですよね!
給湯器『エコジョーズ』を購入するときの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。