今月から2歳半を過ぎた次男のトイトレを始めました。
暖かくなってきたのでそろそろと思いつつ、次男のトイトレを始めるのは腰の重くなる気持ちもあり…。
実は、長男のトイトレに大苦戦した経験のある私。
知識としてはやっちゃダメ!と分かっていることもたくさんしました(苦笑)
そこで今回は失敗ばかりだった長男のトイトレーニング体験談をお話ししたいと思います。
トイレトレーニングがうまくいかない…と悩んでいる方の、何かお役に立てれば幸いです。
トイレトレーニングがうまくいかない…なんで?
トイレトレーニングに必要なこととは?
長男のトイレトレーニングを経験して思うのは『親の覚悟』かな?と思います。
第一子の場合、親は何もかもが初めてですよね。
当然トイトレも初めて。
他のママさんから話を聞いたり、育児書やネットの記事などを読んで知識はあっても、実際に体験するのは初めてです。
しかも、子どもの性格や行動は育児書やネット記事通りではないですよね。
親の行動だって育児書などが薦めるとおりになんてできません。
でも、初めてだから育児書やネット記事などを頼りに始めてみる。
当然、その通りになんて進まないんですよね(苦笑)
長男がトイトレを始めたのは2歳半くらいのことでした。
はじめてのトイレで大成功!
長男のトイトレを始めるにあたって用意したのはアンパンマンの補助便座。
当時アンパンマンが大好きだった息子が、少しでも楽しくトイレに座ってくれるといいなと購入しました。
おまるにもなるタイプの補助便座。
ただ、おまるに慣れてしまうとトイレを怖がる子もいるという育児書を読んだことも。
そのため、長男のはじめてのトイトレは補助便座をトイレに直接つけておこないました。
長男はトイレに座ることには恐怖がありませんでした。
そして偶然ながら、初めてにしておしっこが出たのです。
育児書に書かれているのは褒めること。
私はオーバーなくらいに「初めてでおしっこが出るなんてすごいじゃない‼」と褒めちぎりました。
今考えるとオーバー過ぎたと思います(苦笑)
それからトイレに貼り付けていた『トイレ成功シール表』にシールを1枚貼り付けてもらいました。
初の布パンツは、5層タイプの布パンツ。
しかもピジョンのトイトレパッドまで付けていました。
先輩ママから濡れた感じが分かるから良かったと聞いて購入しました。
が、どんだけ濡れるのが嫌だったんでしょうか?
トイトレの覚悟がなかったんですよね(苦笑)
トイレトレーニングの失敗は当然!でも…
長男はトイレが近いタイプ。
しかも、当時はウンチの回数が多くて1日に3~4回はあたりまえでした。
(後日、うんち編も書きたいと思います)
これがトイトレにはなかなか厄介。
おしっこが1時間もたないから、30分で連れていく。
でも、30分に1回だとトイレが終わってもすぐに行く感じ。
当然子どもだって行きたくないですよね(苦笑)
遊んでいる途中で行くことになるので、もうちょっと待ってて!なんてことも。
いや、今行かないと出ちゃうかもしれないでしょ?と内心イライラ。
案の定、トイトレパッドがびしょびしょ。
「だから早く行きなさいって言ったでしょ!」と。
長男はトイトレパッドが濡れても気にならないタイプ。
または、もしかしたら気になっていたけど、怒られるかも?と言えなかったのかもしれません。
初めはやる気に溢れていたトイトレも、成功したり失敗したりの繰り返し。
30分だった間隔もいい加減になっていき、45分になったり1時間になったり。
さらに外出時は間隔が分からないので常に紙おむつをさせていました。
長男の1日のスケジュールは、だいたい午前中は1時間ほど外出。
そのあと昼食を済ませてお昼寝。
ということは、実際にトイトレをしていたのは夕方以降の数時間と雨で外出できない日くらいだったんですよね。
当然、長男は困惑したと思います。
あれ?今は紙おむつだから濡れても大丈夫??
いや、布パンツだからびしょびしょになると怒られる??と。
もちろん、どちらでもなくてトイトレの目的はトイレですることです。
ただ、私の態度に一貫性がなかったのも事実です。
トイトレで大事なのは褒めることでも怒ることでもなくて、失敗しても何事もなかったように振舞うことだったんじゃないかなと思います。
失敗したら『新しいパンツ持っておいで!』
この一言で伝わったはず。
パンツを交換すれば、濡れたらパンツが汚れちゃうんだな。
パンツを履きかえれば、濡れていないって気持ちいいんだな。
本当なら新しいパンツにするだけで、子どもが自分で感じ取ったんじゃないかなと思います。
そして、できることならやはり布パンツと決めたら布パンツで統一した方がいいかと思います。
もちろんお昼寝時や就寝時、長時間トイレに行くことが困難な時には紙おむつも仕方ないと思います。
ただ、外出だから紙おむつ!だと子どもが混乱してしまうかも。
いや、トイトレ中なのに外出だから紙おむつにしてたのは私だけ…?(苦笑)
トイレトレーニングがうまくいかない…そんな時は、トイレトレーニングの方法を変えてみるのも手かも?
トイレトレーニングがうまく進まないと、親もイライラしますよね。
私はトイトレを始めた当初、いつも成功するわけではないと頭では思いつつ、実際には分かっていなかったと思います。
紙おむつの子がトイレですることが、どれだけ大変なことなのか。
自分がトイトレをした時の記憶なんてないので、おしっこ=トイレでするものという感覚。
トイレでできないなんてなんで?
考えたことはなかったけど、無意識にそう思っていたんじゃないかなと思います。
紙おむつの子にとっては、なんでトイレに行くの?
今まで紙おむつだったんだから、トイレに行く必要なんてないじゃない、ですよね(苦笑)
親と子どもの考えがちぐはぐだから、うまくいくはずがない。
子ども視点での考えがなかった私は、うまくいかないことにイライラしっぱなしでした。
そんなグダグダなトイトレでしたが、いくつか試してみたことがあったのでご紹介します。
トイトレ方法①シール貼り
トイトレの定番『シール貼り』
初めはトイレに貼り付けたトイトレ用ポスターに、おしっこが成功したらシールを貼っていました。
長男のトイトレはかなり長期間だったため、なんとポスターは3枚分。
さらにクロッキー帳をシール台紙にして、同じように成功シールを貼ったものが1冊分。
長男もシールを貼ることを楽しんでいたので続けてはいましたが、正直うちの場合はトイトレに効果があったのかは分かりません。
普段あまりシールを貼る機会がなかったり、成功シールが欲しい!とヤル気を出すタイプの子には効果があるかもしれません。
または初めからシールを使うのではなく、トイトレ中盤でトイレに行くのを面倒くさがり始めたら活用するのも手なのかも?
トイトレ方法②ムーニーアプリ
長男の時には、子育てイベントに出展していた『ムーニー』のアプリ(https://www.torepanman.jp/ja/toitore.html)を取り入れてみました。
まずはムーニーのHPから、ムーニーアプリ用のシール台紙をダウンロードします。
シール台紙の使い方は通常のおしっこ成功シールと同じ。
異なるのは、シール台紙にところどころいるムーニーちゃん。
なんとこのムーニーちゃん、アプリの『ARムーニーカメラ』をかざすと3Dムーニーちゃんが出てくるようになっています。
長男はムーニーちゃんのマスまでたどり着くのを楽しみに取り組んでいました。
また、アプリではトイトレに成功した写真を撮れるようになっています。
トイトレ成功写真にはフレームやスタンプを付けることが可能です。
長男の時は、アプリで撮影した写真を長男にデコレーションさせていました。
普段スマホをさわる機会のない長男なので、楽しんで飾りつけをしていました。
もう一つ、ムーニーアプリで便利だったのは『トイレの記録カレンダー』
トイレの記録カレンダーでは、トイレに行った時間や成功したかなどの記録を簡単に残しておくことができます。
さらにムーニーアプリでは、おしっこの成功回数などを%で集計してくれるので、親のモチベーションアップにも良かったです。
ただ、毎回トイレのたびにスマホをトイレに持って行くのが億劫なこと。
長男の時には台紙が2パターンしかなく、両方を使い切ってしまったこと。
それをきっかけにアプリをしようしなくなってしまいました(苦笑)
しかし、トイトレの進行状況を把握するためには便利なアプリだと思います。
子どもにとってもムーニーちゃんが応援してくれること。
成功したら写真を撮って、スタンプなどで装飾を楽しめることは励みになりますよね!
トイトレ方法③おまるに変えてみる
長男がトイレに成功したり失敗したりを繰り返すなか、母からアドバイスをもらいました。
「毎回トイレに連れて行くのは大変だから、試しにおまるをリビングに置いてみれば?」と。
その頃にはトイレの感覚も掴んでいて、本当は自分でトイレに行けるのではないかと思われた長男。
おまるをリビングに置いて数日間…。
もの珍しく思ったようで、おしっこが出るタイミングで自分からおまるに座るようになりました。
これでとうとうトイトレ卒業目前か!と。
しかし、やっぱりおしっこに行くのがめんどくさいのか続かないんですよね。
しばらくするとおまるには興味を失ったようで、また成功と失敗を繰り返すようになりました。
長男のトイトレは手強い(苦笑)
ちなみに、おまるには小型犬用のペットシートを敷くのがおススメです。
小型犬用ペットシートはおまるのサイズにピッタリ。
そのうえ子ども1回分くらいのおしっこは余裕で吸収してくれるので、おまるを拭く手間がなく便利です。
もしおまるがあるのなら、環境変化を狙ってトイレではなくおまるを出してみるのもいいかもしれません。
トイトレ方法④一度トイトレを休んでみる
長男のトイトレで難しかったのは、トイレの間隔が分からないことでした。
間隔が短いことも多く、30分間隔でトイレに連れて行ったのにすでに出ていることもあったり…。
あとから知ったのですが、膀胱も成長とともに大きくなるようで、ある程度おしっこが溜められるようにならないと間隔もあかないんですよね。
長男は現在もおしっこの間隔は短い方です。
5歳になった現在も夜間のトイトレは継続中です(こちらも後日、記事にしたいと思います)
でも、以前よりは間隔も長くなってきました。
正直、私は長男の時にトイトレを休む方法は選択できませんでした。
そのため、布おむつがびっしょりでイライラして怒ってしまったことも多々あります。
だけど身体がある程度おしっこを溜められるようになるまではしょうがないんですよね。
イライラして怒るくらいなら、自分の気持ちに余裕が持てるようになるまで休んだ方がいい。
今から振り返ってみると、私が怒りすぎなければ長男のトイトレはもう少し早く終わったんじゃないかなと思います。
周りがトイトレに成功していると焦る気持ちもありますが、いつかは必ずオムツがはずれる日がきます。
だからトイトレに疲れてしまったら休んで、また気持ちに余裕をもって取り組めるかな?という時に始めてもいいと思います。
トイトレがうまくいかない…その後
2歳半頃からトイトレをスタートした長男。
トイレに成功したかと思えば失敗してを繰り返して、気付けば3歳半を過ぎていました。
二年制の幼稚園に入園を予定していたので、そういう意味ではトイトレの時間に余裕はありましたが、いつになったら終わるのか分からないトイトレ迷宮。
しかし、トイトレ卒業の日はあっけなくやってきました。
トイトレ卒業のきっかけは?
それは長男の口ぐせが「もうすぐ4歳の3歳!」だった頃。
何がきっかけだったのかは正直分かりません。
ただ、本当に少しずつですが徐々に自分でトイレに行って成功する日が増えてきました。
ある日の外出時、私は意を決して「今日は布パンツで一日外出しよう!」と長男へ。
外出時の紙おむつを布パンツにする覚悟がなかったのですが、本当はもっと早くにすべきですよね(苦笑)
近所の公園とかで始めればいいのに、初の布パンツを家から距離のある商業施設で始めた私。
しかし、長男はその日の布パンツでの外出を大成功でおさめてくれました。
外出でも丸一日、布おむつを濡らさないで過ごすことができたのです。
それが自信になったのか、それからはほとんど失敗することがなくなりました。
私も布パンツで過ごさせることへの抵抗がなくなり、気付けばトイトレで怒ることもなくなっていました。
トイトレが終わるとは思えない…。
あんなに気を揉んでいたトイトレなのに、気付けば終わりを迎えていたという感じです。
トイトレ卒業後…
現在、長男は5歳。
夜間トイトレは継続中ですが、昼のトイトレは終了しました。
正直、トイレの間隔は今も短い方です。
4歳の幼稚園入園前からしばらくは頻回が続いて困ったこともあります。
それこそ、今行ったばかりなのに5分も経たずにまた行くみたいな(苦笑)
現在は5分間隔ということはありませんが、1時間の習いごとで途中1回はトイレに行きます。
本当はもう少しもちそうな気もするのですが(行かなくて済む日もないわけじゃないので…)習慣になってしまっている気もします。
それでも以前に比べれば頻度も減ってきた気はします。
夜間トイトレも終了が近いのかな…だといいのだけど(笑)
まとめ
トイレトレーニングがうまくいかない…我が家のトイトレ体験談(おしっこ編)を紹介してきました。
子育て中に一度はとおる道、トイトレ。
私の場合は布パンツが汚れることや、成功したと思えば失敗するを繰り返すこと。
それを知識として知ってはいても、体感としてはまったく分かっていないままスタートしてしまいました。
そのため、うまくいかないことにイライラして何度怒ってしまったことか…。
周りがトイトレに成功したという話を聞くと焦ってしまいますよね。
でも、トイトレを卒業する時期なんて本当はいつだっていいんだと思います。
トイトレがうまくいかない…と一生懸命悩んでいる方のお子さんなら、肩の力を抜いて大丈夫。
必ず卒業できる日はきます。
出口の見えないトイトレだからしんどいけれど、トイトレで成功と失敗を繰り返すのは当たり前。
現在、次男のトイトレ中の私も、オムツからトイレに変わる大きな成長を温かく見届けたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。