雨の日でも遊べる屋内スポットは子連れの強い味方ですよね!
さらに無料というのは魅力的(笑)
以前から品川区の『エコルとごし』は無料なのに遊べるスポットという話を聞いて気になっていました。
そこで今回は戸越銀座近くの無料で遊べる環境スポット『エコルとごし』について。
何時間くらい遊べる施設なのか?どのような体験ができるのかを詳しく紹介していきたいと思います。
お出かけの参考になれば幸いです。
『エコルとごし』とは?

『エコルとごし』は2022年5月にオープンした品川区立環境学習交流施設です。
1階はコミュニティラウンジで、3階が常設展示のある遊べるスポットになっています。


戸越公園内の緑豊かな庭園の一角に見えてくるのがエコルとごし。

メインは3階の常設展示と映像展示です。
エコルとごしは何時間くらい遊べる?
エコルとごしの常設展示と映像展示は、広さとしてはそこまで広くありません。
サクッと見たら1時間くらい。
じっくりと全部の体験を楽しむなら2時間くらいでしょうか。
エコルとごしを目指して遊びに行くというよりは、戸越銀座など他のおでかけと一緒に遊びにいくのがちょうどいいかと思います。
何歳くらいが楽しめる?
エコルとごしは環境学習施設なので、対象は小学生くらいからだと思います。
ただ、3階の常設展示や映像展示にも小さい子でも遊べるゲームがありました。
また、1階には0歳から遊べるキッズスペースもあるので、そちらも合わせて利用すれば0歳の小さなお子さんから楽しめる施設だと思います。
『エコルとごし』常設展示は何がある?

エコルとごしの常設展示は、遊びながら環境を学べる工夫がいっぱいです。
オープンして3年目のとても綺麗な施設ですが、意外と手を使って楽しんでみる展示も多いのが面白いです。

常設展示は白を基調としたスタイリッシュな雰囲気。
1秒間の間に世界で起きることがつづられます。

床を巡るすごろくと、環境に関するクエスションがあちこちから投げかけられます。

年間どのくらいの食品ロスをしてるんだろう?

鳥さんはどのくらいのプラスチックを飲み込んでしまっているんだろう?
ぬいぐるみにポケットがたくさんついていて、ペットボトルの蓋などが出てくるのが面白いです。
海洋プラスチック問題をこんな風に体感させてくれるってすごい。

エコロジカルクッキング。
60秒間で環境にやさしい野菜を3つ選んでサラダを作ったり、お肉を3つ選んでピザを作ったりします。
季節も指定されて、いかにCO2排出の少ない食材を選ぶかがカギになっています。

買物レジ袋の代わりに、風呂敷はいかが?
ペットボトル2本を風呂敷で包むのに挑戦‼
割と器用な長男は、ひょいひょいと包んでいました。

パズルで学ぶ省エネ。
家型の枠にはヒントの形がひそんでいます(笑)

ボール転がしは電気を作る4つの力(水力・太陽光・バイオマス・風力)それぞれにゴールがあります。
穴に落ちずに無事たどりつけるのか??
次男がかなり熱中してハマっていました(笑)

意外と長男がハマって何度もやりたがったのがゴミの分別ゲーム。
制限時間内にゴミを分別していきます。
品川区の分別法なので、うちとは分別法が違うものも💦
でも、大まかには同じなので勉強になるとは思います。

食品サンプルのバーコードをピッとすると、食材がどこの国から届いてるのか調べられるコーナー。
おもちゃのバーコード大好きな長男でしたが、これはあまりハマらなかったみたいです。
ゴミの分別ゲームの方が面白かったみたい…。


昔と今の環境の変化によって、1年の月ごとに起こっている災害をまとめたコーナー。

月ごとに映像で紹介されていたり、扉を開くタイプになっていたり。
仕掛けが異なるのが面白いです。

常設展を出て突きあたり付近に休憩スペースのようなコーナーがあります。
どちらかというと企画展のくくりになるのかもしれません。
100年先の未来を描くコーナーがあります。
メッセージカードに記入をして投函口へ。
後日、メッセージの植木鉢が並んだこちらのコーナーに展示してもらえるみたいです。
くすみカラーのメッセージカードがお花みたいで、可愛いですよね。
『エコルとごし』映像展示は何がある?

エコルとごしには『いきものタッチ』と『バランスプラネット』の映像展示があります。
同じ展示室内で、時間によって『いきものタッチ』と『バランスプラネット』を交互におこなっています。
私が来館したのは日曜日のでしたが、『いきものタッチ』はほとんど人がいない状態で自由に遊べました。
ただ、『バランスプラネット』は定員が決まっているようで、定員を過ぎると入場することができません。
詳しくは後述しますが、事前に開始時間を確認して参加することをおすすめします。
いきものタッチ


『いきものタッチ』は開催時間内なら出入り自由です。
動物や魚など映像の生き物に触ると、葉っぱが舞ったり映像が反応します。
推奨年齢は4歳からになっていますが、タッチするだけなので小さなお子さんでも問題ないと思います。
小学生くらいだと少し物足りないかもしれません。
バランスプラネット

バランスプラネット
【対象年齢】小学生以上対象
※保護者同伴なら小学生以下でも参加は可能
※入れ替え制(先着順)
※開催時間が決まっているため、要スケジュール確認
『バランスプラネット』はバランスバンドを付けて参加します。
保護者や未就学児もバランスバンドは装着させてもらえます。
環境を学ぶゲーム型展示で、暗くなることもあるため定員が決まっているようです。
定員何名という記載はないんですが、私が入場したときの感じだと保護者を合わせて20名くらいでした。
事前に何分前に並べばいいのか伺ったところ、10分前くらいには来た方がいいとのこと。
実際には8分前に定員を締め切っていたので、早めに並ぶに越したことはないと思います。


入場してすぐにバランスバンドを受け取ります。
荷物は会場内の荷物置き場を利用できます。

バランスプラネットのゲームは3種類。
「オサエルハウス」「メグラスターミナル」「ウミダスファクトリー」が順番に展開していきます。
個人での勝敗ではなく、参加した回の全員が協力プレーで得点を稼いでいきます。
まずは「オサエルハウス」のゲーム説明→ゲームスタートです。


「オサエルハウス」は、日常生活にひそむ『使いすぎ』を抑えるゲームです。
『使いすぎ』マークが出ている場所を「オサエルパワー」で抑えていきます。


次は「メグラスターミナル」
ゴミではなく、循環してリサイクルできるものは再利用していきます。
丸の部分を回転させて道をつなげていきます。

最後は『ウミダスファクトリー』
温室効果ガスを減らして「ウミダスパワー」で再生可能エネルギーを生み出します。
3種類のゲーム前にはゲーム説明があるんですが、正直ゲームをしながらルールを理解していく感じです。
初めてプレイする場合は、何をしていいのか分からないなりに参加する感じ。
周りの経験がありそうな参加者の行動を見ながらゲームをしていきます。
でも、最後には各ゲームの成績発表がされて、参加した回全員での達成感が味わえるので面白いと思います。
映像展示付近にベビーカー置き場はある?

常設展示を出てつきあたり、休憩室のようなコーナー付近にベビーカー置き場があります。
映像展示からもすぐの場所です。
映像展示は暗くなる場面もあるので、ベビーカーより抱っこ紐の方がいいと思います。
エコルとごしには他に何がある?

エコルとごしの遊べる展示のメインは3階です。
1階はコミュニティラウンジとキッズスペース。
2階は会議室がメインで、ときどき企画展をすることがあるようです。
1階コミュニティラウンジ

飲食可能な開放感のある木製のコミュニティラウンジ。
日曜日でもパソコンを持ち込んで仕事をしている方や、友達とゲームをしている子どももいました。
また、絵本や本が置いてあるシェルフもあるので、そちらを読むことも可能です。
飲食もできますが売店はないので、昼食を持ち込んで食べている方の姿も。
席数はありますが、休日の昼食時は混んでいることもあるかもしれません。
ゴミ箱はないので持ち帰りになります。
1階キッズスペース


1階 キッズスペース
【推奨対象年齢】0歳~3歳
※授乳室あり
※キッズスペース入口に、ベビーカー置場と手洗い場完備
キッズスペースは対象年齢から外れているので遠目に見ただけ💦
ただ、小さいお子さんと保護者の方がたくさん遊んでいる姿が見えました。
そこそこの広さで、無料のキッズスペースにしては充実の内容だと思います。
品川の風景を描いたウォールは、穴埋めパズルやマグネット遊びができるようになっています。
木製の遊具でも遊べるようでした。
また、ねんねの赤ちゃん用にマットが敷かれたエリアもあり、ゆったり過ごせるようになっているみたいです。
もう少し年齢が低かったら、戸越銀座などに立ち寄る際に利用したいキッズスペースです。
2階には嬉しいサービスも

企画展開催時などでないとあまり立ち寄らない2階だと思いますが、ここには嬉しいサービスも‼
水筒などに水を入れることのできる給水コーナーがあるんです。
たまに施設に行くと見かけることはあるんですが、まだまだ少ない給水コーナー。
特に夏場の暑い時期には本当にありがたいですよね。
まとめ
戸越銀座近くの無料で遊べる環境スポット『エコルとごし』について。
何時間くらい遊べる施設なのか?どのような体験ができるのかを詳しく紹介してきました。
映像展示はもちろん、常設展示も遊びながら環境の勉強ができるエコルとごし。
戸越銀座など近くにお立ち寄りの際に、遊びに行ってみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただき、ありがとうございました。