こんにちは、むつきです。
板橋区役所前の無料動物園から5分ほどの場所にある植村冒険館。
エベレスト登頂に成功した植村直己さんの施設で、しかも無料。
動物園からも近いので、足を伸ばして行ってみることにしました。
そこで今回は板橋区にある無料博物館『植村冒険館』はどんな施設なのかレポートしていきたいと思います。
最後までお付き合いいただければ幸いです。
植村冒険館とは?

植村冒険館は日本で初めてエベレスト登頂に成功した冒険家・植村直己さんの博物館です。
植村さんは兵庫県出身。
ただ、エベレスト登頂前から板橋区で暮らし始めたゆかりから、こちらにも冒険館があるようです。
兵庫県にも冒険館はあり、そちらの方が子どもも楽しめる施設ではありそう。
板橋区の植村冒険館も体験を取り入れてはいるのですが、どちらかというと展示メインなので大人向けかもしれません。

1階はウエムラチャレンジベース。
植村さんが使用した犬ぞりの実物大複製が展示されています。
スポーツセンター内にある施設なので、スポーツセンターの休憩場所と併設されています。
アウトドアや登山関連の書籍もずらっと並んでいるので、休憩スペースで読むことも可能。

2階はパネル展示。
植村さんの実際の冒険の様子が展示されています。

メインは3階冒険館展示室。
30分もあれば見れてしまう広さですが、植村さんの冒険資料がギュッと詰まっています。
植村冒険館には何がある?

植村冒険館では入場してすぐに映像展示があります。
ランダムで3種類、プロジェクションマッピングなので壁面や床まで映像に彩られて迫力があります。
平日に来館したので貸し切り状態。
1本終わると係員さんが次も見ますか?と尋ねてくれました。
次男と来館したので1本で次に行こうと言うかと思ったら、「まだ見る」ということで結局3本見ました(笑)
エベレスト登頂・グリーンランド縦断・板橋区での生活などが描かれています。

植村さんが冒険で身につけていたリュック。
実際に背負ってみることができます。
重すぎて次男は背負えず…過酷な環境にこんな重い荷物を背負って立ち向かう、いかにすごい偉業なのかが実感できます。


冒険先で食べていた食材や、冒険に必要なもの。
魚がまるごと鍋に入った豪快料理!


今までの冒険の記録や、冒険とともに身につけていたものの紹介。
困難な冒険を成し遂げた植村さんの言葉には力がありますよね。

ロープにこんなに結び方の種類があるとは知りませんでした。
過酷な環境でも生き抜く知恵はここにも詰まっていますね。
災害時にも役立ちそうですが、全部を覚えるのは難しそう…。

実際にロープの結び方を体験できるコーナーもあります。
固結びがようやくな次男なので、本を見て結んでみるのは難しく(苦笑)
小学生くらいなら、体験してみるのにいいかもしれません。

冒険の記録や、植村さんの冒険へ込められた想いが展示された植村冒険館。
どちらかというと展示メインなので大人向けです。
ただ手作りろ過機やロープの結び方など、知っていると何かの時に助かりそうな内容も‼
夏休みなどの長期休暇には、小学生くらいを対象にした企画展を開催することもあるので子どもと一緒に訪れてみるのも面白いかもしれません。
植村冒険館では自然塾も開催?!
板橋区の植村冒険館では、小学4年生~高校生を対象にした『自然塾』。
登山に興味のある大人やファミリーを対象にした『アドベンチャー講座』を開催しているそうです。
どちらも板橋区外の方でも応募できるとのこと。
海釣りやスキーやキャンプ。
普段できない体験を経験できる貴重な機会。
子どもが小学4年生以上になったら経験させてみたいなぁと思います。
植村冒険館・概要
植村冒険館
【開館時間】10時~18時(3階展示室の最終入館は17時30分まで)
【休館日】
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館)
年末年始(12月29日から翌年1月4日)
【入館料】無料
【アクセス】
・三田線 板橋区役所前駅下車 徒歩7分
・JR板橋駅下車 徒歩15分
・JR板橋駅西口よりバス〔国際興業バス/王22系統・王子駅行〕
→東板橋体育館入口(乗車時間6分) 下車すぐ
植村冒険館は混雑する?
私が来館したのは平日なので、ほとんど貸し切り状態でした。
それでもチラホラ来館してくる方がいたので、休日はもう少し多いかもしれません。
とはいえ、混雑過ぎて…ということはないと思います。
夏休みは子ども向けの企画を開催することもあるので、子ども連れの方も増えるかもしれません。
植村冒険館は写真撮影できる?
植村冒険館は、3階入口にあるプロジェクションマッピングの撮影ができません。
それ以外も一部撮影禁止の展示はありますが、すべて禁止というわけではありません。
撮影OKには表示がありますが、分かりにくいときは係りの方に尋ねるといいかもしれません。
まとめ
板橋区にある無料博物館『植村冒険館』はどんな施設なのかレポートしてきました。
あえて死線を乗り越えて、エベレスト登頂という偉業を達成した植村直己さん。
冒険を追い求め続けたウエムラ・スピリットを体感しに行ってみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただき、ありがとうございました。