東京の観光地としても有名な東京スカイツリー。
飲食やアパレルが並ぶソラマチでのショッピングも楽しいですが、すみだ水族館やプラネタリウム『天空』などエンターテイメントの施設も備えています。
しかし、観光地ゆえ入場料もそれなりにかかるんですよね…。
そこで今回は、東京スカイツリーにありながら入場無料で遊べる施設『千葉工業大学東京スカイツリータウンRキャンパス』をご紹介したいと思います。
東京スカイツリーでの遊び場の参考になれば幸いです。
千葉工業大学東京スカイツリータウンRキャンパスとは?
東京スカイツリーにある意外と遊べる隠れスポット『千葉工業大学東京スカイツリータウンRキャンパス』
最新デジタル技術やロボット開発の成果を展示するAreaⅠと、宇宙関連研究のAreaⅡ。
さらに、宇宙始まりのビッグバンから138億年の歴史の映像を映し出すスクリーンを兼ね備えた施設で構成されています。
入場無料で自由に入ることができますが、スカイツリーの8階にあるのであまり知らない方も多いのでは?
各Areaの広さはそこまで広くありませんが、興味深い研究に直接触れることができる魅力的な場所です。
千葉工業大学東京スカイツリータウンRキャンパス
開館時間:10:30~18:00(12/29〜1/1のみ11:00~17:00)
休館日:不定休
※メンテナンスや入試などで休館になることあり。詳しくは公式HPへ
入館料:無料
住所:
〒131-0045
東京都墨田区押上一丁目1番2号東京スカイツリータウン®ソラマチ8F
TEL:03-6658-5888
千葉工業大学東京スカイツリータウンRキャンパスAreaⅠ
千葉工業大学東京スカイツリータウンRキャンパス。
おススメなのはデジタル技術やロボットが置かれたAreaⅠです。
自分で選択した打ち上げ花火を目の前のスクリーンに映し出すことができる装置。
何万種類の花から、映し出した花がどの花なのかを見つけ出すデジタル技術。
CYBER WHEEL X(サイバーウィル エックス)という車いすに乗ってレースに参加できるゲーム。
子どもも遊び感覚で体験できる技術があるのが嬉しいですね。
操作方法が分からない時には、展示の近くに係員(もしかしたら学生?)さんがいるので大丈夫!
分からなさそうだな…と思うと「これはこうするんですよ」と親切に声をかけてくれます。
ゲームに興味深々の長男が惹かれたのはやはり『CYBER WHEEL X』
VRゴーグルを装着してプレイすることもできるようですが、この日は調子が悪いのか装着できませんでした。
実際に車いすに乗ってプレイするのですが、大人用の車いすなので6歳の長男の力では車いすを回すのも大変なよう。
途中で速度がかなり落ちてしまったので、後ろから主人が回すのを手伝っていました。
私が惹かれたのは打ち上げ花火をスクリーンに映し出せる装置。
長男が装置にでたらめに並べた打ち上げ花火ですが、実際にスクリーンに映し出されると綺麗でした。
花火大会で見ることがあるニコちゃん型の打ち上げ花火もありましたよ!
千葉工業大学東京スカイツリータウンRキャンパスAreaⅡ
千葉工業大学東京スカイツリータウンRキャンパスのAreaⅡ。
AreaⅡにはマクロスFの主要メカが実物大で展示されていました。
かなり迫力があるのでファンの方にはたまらないかもしれません。
ただ、その他の展示は「はやぶさ2」の模型や国際宇宙ステーションからの長期流星観測プロジェクトの内容など、大人が聞いても難しいもの。
宇宙に興味のある子なら楽しめるのかもしれませんが…。
個人的には、鉄隕石から作られた「天鉄刀」と南鳥島の深海6500にレアアースが眠っているという話は興味深かったです。
長男が潜水艦「深海6500」に興味を抱いてから深海6500という言葉自体を知ったのですが、その深海に貴重な資源のレアアースが眠っているとは‼
現時点では深海に行く方がお金がかかるそうで、資源があるといっても簡単に取りに行って活用するということはできないそうなのですがロマンのある話だなと感じました。
展示内容が分からなくても、係りの方が補足で説明をしてくれるのが嬉しいですよね。
300インチ3D宇宙シアター
300インチ3D宇宙シアター
上映タイトル:「宇宙138億年の旅 地球そして生命」
上映時間:約15分
上映スケジュール:11:00/14:00/15:00/16:00/17:00
3D上映…土、日曜日、祝日
2D上映…月曜日~金曜日
料金:無料(各回先着順)
「ゴジラ」の映画監督、川北紘一さんが全面協力しているという作品「宇宙138億年の旅 地球そして生命」
川北紘一さんが協力しているのは後から知ったのですが、迫力満点の映像とサウンドで見ごたえがありました。
私が来訪したのは土曜日。
AreaⅠを見終わったときにたまたま上映の館内放送が流れて「見ますか?」と係りの方に声をかけていただきました。
次男がベビーカーで眠ってしまったのですが、ベビーカーごと入館OKとのこと。
3Dメガネをお借りしてシアターに入りました。
各回先着順ではありますが、千葉工業大学東京スカイツリータウンRキャンパスに訪れている人自体がそれほど多くないので、見れないということはないと思います。
映像は教授の研究内容の説明を経て、太陽系のはじまりから現代に至るまでの138億年の長い旅を紹介。
途中、恐竜の弱肉強食の世界や隕石落下からの山火事など、3Dだと一層際立つ迫力に溢れた映像が広がります。
お子さんが「怖い~」と言って退出する方も1組いました。
6歳の長男は「面白かった」と言っていましたが、かなり迫力ある映像なのでお子さんによっては怖がることもあるかもしれません。
ただ、大人向けではあるのですが、宇宙や恐竜が好きな子にはかなり興味深い映像なんじゃないかな?と。
もちろん、大人も十分楽しめましたよ。
まとめ
東京スカイツリーにある意外な遊び場『千葉工業大学東京スカイツリータウンRキャンパス』
そこまで広い施設ではありませんが、入場無料で遊びながら最先端の技術を体験することができる施設です。
東京スカイツリーにお出かけの際に、ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。