清澄白河エリアにある深川江戸資料館。
江戸時代の下町にタイムスリップできる館内は、いつでもゆったりとした時間が流れています。
1日の時の移ろいや天気の変化が感じられる演出が魅力的。
子どもの頃から大好きで何度も訪れている場所です。
今回は久々に子どもを連れて深川江戸資料館に行ってきました。
そこで深川江戸資料館はどんな施設なのか?
見どころや子どもでも楽しめるかをご紹介したいと思います。
話題の清澄白河エリアの観光地としてもおすすめです!
最後までご覧いただけたら嬉しいです。
深川江戸資料館とは?
江東区白河にある深川江戸資料館は、江戸時代末期の深川佐賀町の町並みを再現した施設です。
下町に暮らす人々の姿を、町並みを探索したり、家の中に入って確かめてみることで感じることができます。
深川江戸資料館
【住所】〒135-0021 東京都江東区白河1-3-28
【TEL】03-3630-8625
【開館時間】9:30~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】
第2・第4月曜日(祝日にあたる日は開館)
年末年始(12/29~1/3)
※ただし、1/2と1/3は正月特別展示で常設展示室のみ開館
臨時休館(設備点検・展示替えなど)
【アクセス】
電車の場合
・都営大江戸線または東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」A3出口より徒歩3分
バスの場合
・門33系統 豊海水産埠頭~亀戸駅「清澄庭園前」下車徒歩3分
・秋26系統 葛西駅~秋葉原駅「清澄白河駅前」下車徒歩4分
深川江戸資料館のみどころは?
深川江戸資料館の魅力は、実際に江戸時代の町並みや家の中の様子を体感できるところです!
町並みを見ることができる施設は他にもありますが、家の中の細部まで知ることができる施設は意外と少ないですよね。
深川江戸資料館には時間が流れている
深川江戸資料館の面白いところは、江戸時代の町並みに時間の経過があるところです。
館内への階段を降りてまっすぐ前方に進んでいくと、船のある川に差し掛かります。
バッグにはスクリーンが掛かっていて、そこに朝から夜にかけての映像が映し出されます。
時間の経過に合わせて、朝ならニワトリの鳴き声が聞こえたり、船宿ではごはんを作る音が聞こえたり。
さらには天気が荒れることも。
不気味な雷音と大雨の映像は臨場感たっぷり。
ゴロゴロゴロという音が静まると空には綺麗なお月様が…。
音とともに移り変わる時間の経過を眺めているのも楽しいですよ!
ちなみに、長屋では朝になると本当に光が差し込んできます。
細部までこだわった演出が素敵です。
深川江戸資料館には季節感がある!
深川江戸資料館のすごいところは、展示内容を季節によって変えるところです。
たとえば江戸の町並みに入ってすぐのところにある八百屋さん。
私が行ったときには夏の野菜が並んでいましたが、秋になれば秋の野菜が、冬になれば冬の野菜が並びます。
また、夏には期間限定で『お化けの棲家(すみか)』というイベントが開催されることも!
2023年はコロナの影響で2年ぶりの開催となりました。
深川の怪談にちなんだお化けたちが展示室のあちらこちらに登場します。
普段と違った江戸資料館は、ちょっとした肝だめし要素も。
深川江戸資料館はそこまで広くない施設です。
しかし、展示している方の細部へのこだわりや当時の様子を楽しく伝えようとする心配りが感じられて再訪したくなるのかもしれません。
深川江戸資料館ではボランティアガイドさんが活躍されている
深川江戸資料館では、館内の建物や時代背景などを解説してくれるボランティアガイドさんがいます。
館内には常にボランティアガイドさんが何名かいらっしゃって、建物などを見ていると声をかけてくださることも。
自分だけで見学しても分からない、江戸時代当時の人々の暮らしぶりなどを教えてくださるので楽しいですよ!
私は子どもを連れていたので、八百屋さんでボランティアガイドさんが「この野菜は何か分かる?」とクイズを出してくれました。
長屋の軒先で休んでいたときにも声をかけてくださって、物干しざおにかかっていた布おむつに「これなに?」と尋ねる長男に付き合ってくださいました。
深川江戸資料館は子どもでも楽しめる?
2022年8月にリニューアルオープンした深川江戸資料館。
今回滞在したのは2時間半ほど。
こじんまりとした施設ですが、日常とは違う雰囲気に子どもたちも楽しんでいました。
深川江戸資料館は家の内部まで覗くことができる!
深川江戸資料館では建物の中に入ることができます。
2023年現在開放されているのは上記4施設。
コロナ禍以前はもう少し見学できる建物が多かったと思います。
すべての建物が開放される日がくるといいな…と願いつつ。
深川江戸資料館では、家の中のたんすなども自由に開け閉めできます。
引き出しの中には帳簿が入っていたり、浴衣が折りたたまれていたり。
「ここは何が入っているかな?」と探索が楽しめます。
お米を精米する機械。
実際に足を乗っけて試してみることができます。
子どもにとってはシーソーのような感覚だったよう。
「もう一回やりたい!」と。
…残念ながら1人1回です(苦笑)
深川江戸資料館は展示物に触れることができる
深川江戸資料館は屋台にあるレプリカの食材や、八百屋に並んでいる野菜などに触れることができます。
八百屋にある野菜には、普段よく見かける野菜とは姿が異なる野菜も?
当時の野菜の形がしっかりと表現されているのもリアルで勉強になりますね!
いなり寿司屋さん。
切り分けてお皿の上にのせていきます。
写真をパシャリ!
そのままごっこ遊びが始まってしまいそうですが、残念ながらごっこ遊びは禁止です。
手がブレブレですね(苦笑)
そろばんで帳簿をつけているフリ(笑)
そろばんに触れる機会もなかなかないので、おもちゃのように遊んでいます。
展示されているものに直接触れられるというのは、子どもにとっても楽しいですよね。
深川江戸資料館には生き物が隠れている!
入口をはいって階段の上からすぐ見えるネコのロボット。
時々首を動かして「にゃん」という鳴き声を出すことも。
他にも屋台エリア付近のやぐらに犬がいたり、川に鳥の姿が見えたりとレプリカの動物たちが!
しかし、これ以外にも小さな生き物たちが住んでいたんですね。
今回、ボランティアガイドさんが教えてくださって初めて知りました。
カタツムリです。
教えてもらわないと分かりにくい位置にいます。
家のなかにネズミが‼
リアルなネズミですよね。
こちらも自力で探すのはなかなか難しいかもしれません。
もし見つからない時にはボランティアガイドさんに尋ねてみると教えてくれると思います。
長男、次男も「どこにいるんだろう?」と探すのに熱中して楽しんでいましたよ!
まとめ
深川江戸資料館はどんな施設なのか?
見どころや子どもでも楽しめるかをご紹介してきました。
実際に建物のなかに入って当時の様子を感じたり、野菜のレプリカを手に取ってみたり、日常とは違う江戸時代にタイムトリップできる深川江戸資料館。
いつ訪れても変化を感じられる深川江戸資料館は、子どもも一緒に楽しめる施設です。
清澄白河エリアを散策する際に尋ねてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。