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習い事

区立など公営スポーツセンターのキッズスイミングスクール(コナミスポーツ)について。メリット・デメリットは?

子どもの習い事として人気のスイミングスクール。

小学校に入学する前にプールに慣れさせておきたい。

身体を鍛えるために通わせたい!

理由はさまざまですが、いざ習わせるとなると続けられるか気になりますよね。

そんなときには区立など公営スポーツセンターで開催しているキッズスイミングスクールがおススメです。

私の息子は4歳の時に、半年間ほど公営スポーツセンターでおこなわれているキッズスイミングスクールに通っていました。

そこで今回は区立など公営スポーツセンターのキッズスイミングスクール(コナミスポーツ)について。

実際に通ってみたメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

区立など公営スポーツセンターのキッズスイミングスクール(コナミスポーツ)ってどうなの?

水泳画像
https://www.sozailab.jp/sozai/detail/4054/

区立など公営スポーツセンターで開催されるキッズスイミングスクール

公営スポーツセンターで行われますが、そもそもスポーツセンターは民間のスポーツクラブが代行して運営していることも多いようです。

息子が通っていた公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールは、コナミスポーツが運営していました。

1ヶ月ごとの申し込みで、水慣れ教室・クロール教室・平泳ぎ教室(2023年3月現在は背泳ぎ教室もできたよう)に分かれています。

水慣れ教室はオムツのはずれた4歳以上が対象。

クロール教室などの泳ぎを習得する教室は小学生からでした。

残念ながら、4泳法の1つであるバタフライの教室はありません。

しかし、公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールは水泳を習わせてみたい!と考えたときに始めやすいんですよね。

まずは公営スポーツセンターのスイミングスクールのメリットから見ていきましょう。

区立など公営スポーツセンターのキッズスイミングスクール(コナミスポーツ)のメリット

水泳画像
https://www.sozailab.jp/sozai/detail/8134/

料金が安い

民間のスポーツクラブでは入会金がかかるところがほとんどですよね。

体験教室などに参加すると入会金が無料になることはあります。

ただ、キャンペーンや割引を使わない場合は入会金が2,000円~3,000円程度。

なかには入会金と別に事務手数料が5,000円ほどかかるスクールもあります。

そして、ほとんどの民間スポーツクラブでは入会時に2ヶ月分の月謝を先に支払います。

このほか後述しますが、初期費用としてスポーツクラブ指定の水着・帽子・スクールバッグの購入が必須です。

お下がりを譲り受けられる場合などは別ですが、この指定用品購入の出費が意外と大きい。

すべて含めると入会時の支払いだけでざっと2万円近くかかることになるんですよね。

そこに月額費が6,000円~8,000円くらい。

親としてはここまでの出費がかかるのだから、簡単には辞めさせられないですよね(苦笑)

スイミングを習わせてみたいけど、本当に続けられるか分からずに腰が重たくなってしまいそうです。

その点、区立など公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールは気軽です。

入会金や事務手数料はなし。

月額費もスクールによって若干異なるとは思いますが、比較的安いです。

息子が通っていたスクールは1ヶ月4回で4,400円でした。

1回1,100円なら習い事として始めやすいですよね。

また、公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールは指定用品がないのも魅力的です。

指定用品を準備しなくていい

公営のスポーツセンターでおこなわれるキッズスイミングスクールでは、ほとんどの場合、私物の水着や帽子を使用します。

民間のスポーツクラブでは指定用品の購入が必要なので、私物を使用できるのはありがたい!

民間スポーツクラブの指定用品を購入するとなると、初期費用として結構なものになります。

水着の金額は男女でも異なりますが、2,000円~4,000円くらい。

帽子は1,000円くらいですが、進級を色分け帽子で区別している場合には進級のたびに購入する必要があります。

また、スクールバッグが3,000円くらい。

その他、スクールによってはアームヘルパー(腕につける浮き輪)が1,000円前後かかるなど、細かい用品が必要なこともあります。

ざっくりと指定用品だけで6,000円~8,000円くらいの出費。

お子さんと教室が合わない可能性もないとは言えないので、悩ましい出費ですよね。

また、公営スポーツセンターのキッズスクールは期間が短いということもメリットとして挙げられると思います。

期間が短い

公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールは、短期間で区切られています。

1ヶ月ごとに募集しているスクールや半年間のスクールなど、募集内容は異なります。

区や市の広報誌で募集がかけられていることが多いので、気になる方はチェックしてみるといいかもしれません。

1ヶ月や半年なので、長く続けられるかは分からないけど試しに始めてみたいという方にはおススメだと思います。

気軽に始められる公営スポーツセンターのキッズスイミングスクール。

ただ、気軽に始められる一方でデメリットもいくつかあります。

区立など公営スポーツセンターのキッズスイミングスクール(コナミスポーツ)のデメリット

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https://www.sozailab.jp/sozai/detail/30972/

明確な進級制度はない

民間のスポーツクラブでは、子どものレベルに合わせた進級制度を用いています。

泳ぎを段階的に習得していくので、達成感を味わいながら目標に向かって進んでいくことができます。

子どもがどこまで泳げているのかが分かりやすい。

一方で、公営スポーツセンターのキッズスイミングスクール進級制度がないことが多いです(なかには進級制度を設けているところもあるかもしれませんが…)

子どもの水遊び教室から始まり、クロール教室、平泳ぎ教室と、子どもに合っていそうな教室を選択します。

民間のスポーツクラブでは、息継ぎ練習に移行するためのボビング→けのび→バタ足→クロールと段階的に進んでいきます。

一方で、公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールでは、クロールはできていそうだから平泳ぎ教室から始めるということも可能。

一見、必要な泳ぎだけを教えてもらえるのだから効率が良さそうではあるのですが、綺麗なフォームを習得するという点では不安が残るかと思います。

やはり基礎がしっかりしている方が見た目が綺麗。

一度習得してしまってからフォームを直すのは大変です。

そして綺麗なフォームの方が、のちのちタイムは上がりやすい。

最近は小学校の水泳でも進級制度がないことがあるようなのでタイムは関係ないのかもしれませんが…。

ご家庭の判断によって分かれるところかもしれませんね。

公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールは短期間なことをメリットとしてあげました。

ただ、短期間ということがデメリットでもあります。

期間ごとに申し込む必要がある

公営スポーツセンターでおこなわれるキッズスイミングスクールは、半年や1ヶ月ごとに申し込みをするところがほとんどです。

往復ハガキでの抽選方式や、決まった日時に直接窓口へ申し込みに行く先着順を採用していることが多くあります。

そのため、抽選にはずれてしまうことや人数で打ち切られてしまうことも…。

せっかく子どもがやる気になったのに、いざ申し込もうと思ったら参加できなかったということもなかにはあります。

また、期間が限られているということは、コーチや参加する生徒が変わりやすいというデメリットも。

仲良くなったお友だちが次のときにはいない場合や、子どもの名前を覚えてくれたコーチが変わってしまうこともあります。

民間のスポーツクラブでも進級すればコーチや生徒が変わるので、そこまで大きな違いではないかもしれませんが…。

ただ、人見知りなどが激しいお子さんの場合は考慮が必要かもしれません。

スクールバスがない

民間のスポーツクラブでは多いスクールバス。

残念ながら公営スポーツセンターのキッズスイミングにはありません。

近所であれば通いやすいのですが、少し離れた場所にある場合は大変ですよね。

仕方がないのですが、アクセスも気になるところです。

振替制度がない

公営スポーツセンターのキッズスイミングでは振替制度がありません(私の知る限りなので、もしかしたら導入しているところもあるかもしれません)

息子が通っていた公営スポーツセンターのキッズスイミングは1ヶ月ごとの申し込み制。

月4回のレッスンですが体調などを崩してお休みする場合は、そのまま1回分が流れてしまいました。

月謝は1回換算で1,100円。

金額としては安いのですが、お休みした分は無駄になってしまうのがもったいないなと感じていました。

公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールのメリット・デメリットを見てきました。

最後に、区立など公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールと民間のスイミングスクールに実際に通ってみた感想をお伝えしたいと思います。

区立など公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールと民間のスイミングスクールに実際に通ってみた感想

水泳画像
https://www.sozailab.jp/sozai/detail/4051/

息子は4歳の時に公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールに通いました。

以前から民間のスイミングスクールに通わせることを考えていたのですが、オムツが外れてそろそろ通わせようかと考えているうちにコロナ禍に…。

民間のスポーツクラブはお休みをするところも多くなり、また人気があるので生徒数が多くて密になることにも不安を感じました。

少し状況が落ち着いてきたころ、区報で公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールを発見。

自前の水着でいいし、定員も限られているので習わせてみようかと思ったのがきっかけです。

正直、初めの1ヶ月は習い事も初めてで準備体操すらおぼつかない息子。

顔もほとんどつけられませんでした。

しかし、水慣れ教室に通い始めて半年する頃には、顔も付けられるようになりました。

なんとなく浮いて進むようなことができるようにも。

ただ、以前から体操教室とセットで受講できる民間のスポーツクラブ(セントラルスポーツ)に興味があったこと。

4泳法を基礎からしっかり習わせたいと思っていたこともあり、セントラルスポーツに変えることにしました。

息子は公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールが大好きで、初めのころは公営スポーツセンターの方がよかったと言っていたので心が痛みましたが…(苦笑)

セントラルスポーツは体験教室から始めました。

体験教室では泳力も見てくれて、級を振り分けられました。

半年間公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールに通っていた息子ですが、セントラルスポーツでは初級からスタートすることに。

また、公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールからセントラルスポーツに変えた息子には、受け入れなければいけない壁がありました。

それがアームヘルパーとゴーグルです。

コナミスポーツが運営していた公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールでは、初めからアームヘルパーを使用していました。

民間のスポーツクラブでもアームヘルパーを使用することはあるようです。

ただ、セントラルスポーツではアームヘルパーは使用しません。

今までは勝手に浮いていたので、長い距離でも平気で浮いていた息子。

それがなくなってしまったのは大きな違和感だったようです。

もう一つの大きな壁がゴーグル。

公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールでは、途中からゴーグルを持ってくるように指示されました。

しかしセントラルスポーツでは、けのびをクリアしないとゴーグルはさせてもらえません。

今までは水が目に入らないように守っていたゴーグル。

それとは真逆に、セントラルスポーツでは水の中で目を開けるように指導されます。

また、公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールは、あくまでも水慣れ教室。

幼児がプールに興味を持つように滑り台を使ってみたりボールを使ってみたりと、楽しいレッスンを土台に進められます。

一方でセントラルスポーツは4泳法を基礎から身につけるためのスクール。

初級は顔をつけることから始まりますが、バタ足や浮くことなど泳法を身につけるために必要なことをレッスンでおこなっていきます。

当然、楽しさでいったら公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールですよね(苦笑)

息子はセントラルスポーツに入って顔付けはほどなくできたのですが『浮く』ができませんでした。

結局、初級の『浮く』をクリアするのに約1年費やすことに。

公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールに通っていた半年間はなんだったんだ~‼

という気がしないでもないですが、基礎をしっかり身につけるという意味では仕方ないのかなとも思います。

もちろん公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールでも泳法を身につけることはできると思います。

ただ、細かい部分のフォームをしっかり習わせたい場合には、やはり民間のスポーツクラブの方が向いているのかなと感じました。

まとめ

区立など公営スポーツセンターのキッズスイミングスクール(コナミスポーツ)について。メリット・デメリットと実際に通ってみた感想をご紹介してきました。

公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールといっても、色々なスクールがあると思うので異なる部分も多いかと思います。

ただ、公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールにも民間のスポーツクラブにもメリット・デメリットはあるかと思います。

個人的な意見としては、公営スポーツセンターのキッズスイミングスクールは水泳を習うためのお試しにはとてもいいと思います。

初期費用なしで始められるメリットはとても大きい。

しかし4泳法の綺麗なフォームを身につけさせたいという場合には、少し物足りないかもしれません。

お子さんのスイミングスクールはどちらが向いているかな?と考えるときの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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