3歳から15歳までを対象にお仕事体験ができる施設『キッザニア』
あこがれのお仕事でオリジナルグッズが作れたり、キッザニア内の通貨をお金と同じように扱えたりと、楽しみながら学ぶことができる施設です。
キッザニア大好きな長男とともに、先日3歳の次男もキッザニアデビューを果たしました。
しかし、キッザニアは3歳からお仕事体験はできますが、実際に3歳からデビューするにはいくつかハードルがあるのも事実。
お仕事によっては3歳には難しすぎるものもあります。
そこで今回はキッザニア東京で3歳におすすめのお仕事や、3歳でデビューするための事前準備について。
長男・次男が実際に3歳でデビューした体験を元にご紹介します。
最後までお読みいただければ幸いです。
キッザニア東京3歳デビューに向けて
キッザニアは0歳から入場できますが、お仕事体験ができるのは3歳からです。
ただ、3歳とはいっても性格や成長度合いは異なりますよね。
我が家の長男次男は4歳から幼稚園入園のため、3歳のキッザニアデビュー時点では幼稚園に通っていませんでした。
しかし、キッザニアのお仕事体験は親元から離れておこないます。
親と離れるのに慣れていない子にはかなりのハードル。
その辺は保育園に通っている子の方がスムーズかもしれません。
ただ、3歳にキッザニアは早いということはないと思います。
キッザニア東京3歳デビューに向いている子
キッザニア東京の3歳デビューに向いているのは、やはり親元から離れられる子だと思います。
長男は割とあっさりしたタイプで、「行ってくるねー!」とすんなり離れられるタイプ。
一方で次男は同じ空間にいても離れられないタイプでした。
そして、やらないと決めたことは意地でもしない性格。
長男と同じお仕事だったら体験できるかなぁ?と、正直デビューに自信はなく…。
しかし、実際に行ってみると長男とのお仕事はもちろん、次男1人だけでもいくつものお仕事を体験してくることができました。
これには私の方がビックリ‼
スタッフさんの説明を聞いて、3歳ながらに一生懸命お仕事をしようと頑張る姿には感動してしまいました。
親元から離れられる子なら問題なく3歳からデビューできると思います。
ただ、今日は離れられない子でも、子どもは日々成長しているので挑戦してみたらデビューできたというのはあると思います。
もし心配な場合は兄弟やお友達と一緒に来場すると、おなじ回のお仕事で体験させてくれるのでデビューしやすいかもしれません。
キッザニア東京3歳デビューのための事前準備は?
3歳で初めてキッザニア東京のお仕事をするためには、いくつかの事前準備をしておくとスムーズだと思います。
キッザニア東京3歳デビューの事前準備
①名前を言えるようにする
②年齢を伝えられるようにする
③トイレに行きたいと伝えられるようにする
④キッザニアについての説明をしておく
①名前を言えるようにする
キッザニアは子どもが大人と同じように過ごす街です。
キッザニアのスタッフさんも、基本的には大人と同じように子どもに対応します(もちろん年齢に合った説明で優しく対応してくれるのですが)
そのなかで各お仕事の体験場・パビリオンに行くと、はじめに尋ねられるのが名前です。
スタッフさんは子どもの名前をさん付けで呼んでくれます。
そしてお仕事の体験中には名前を呼ばれて指示を受けることが多いです。
そのため、自分の名前は言えるようにしておきましょう。
ちなみに、名字は言えても言えなくても大丈夫です。
②年齢を伝えられるようにする
パビリオンの受付で、名前のあとに聞かれるのが年齢です。
ここまでは伝えられた方がいいと思います。
なかには誕生日を聞かれるパビリオンもありますが、そこまでは答えられなくても大丈夫。
実際に次男は誕生日を伝えていましたが、誕生日の日付が10日ずれていました(笑)
その他、食品系のお仕事ではアレルギーの有無。
同じパビリオンでいくつかのお仕事があるときには、どのお仕事を体験したいか尋ねられます。
ただ、受付では親も一緒なので子どもが答えられなくても心配ありません。
子どもが質問に答えられるか少し待って、答えられない様子なら親がこっそり(?)伝えましょう。
③トイレに行きたいと伝えられるようにする
集合時間にパビリオンに着くと、トイレを済ませたか尋ねられます。
1つのお仕事体験は30~40分位。
お仕事が始まる前には必ずトイレに行くようにした方がいいと思います。
しかし、トイレに行ったにも関わらず、お仕事中に行きたくなってしまうこともありますよね。
そんな時はお仕事の途中でもトイレに行きたいと伝える必要があることも…。
ただ、お仕事中にスタッフさんに自分から声をかけるというのはかなりのハードルですよね。
もしトイトレ初期で時間が定まらない場合は、紙おむつを使用するというのもありだと思います。
④キッザニアについての説明をしておく
3歳でキッザニアデビューをするにあたって、実は一番大事なのがキッザニアについて説明しておくことかもしれません。
今回、次男がキッザニアデビューを果たせたのは、長男がいかにキッザニアが楽しいかを熱弁していたからかもしれません(笑)
キッザニアはお仕事をするとお金がもらえるんだよ。
もらったお金で何かを買ったりできるんだよ。
大好きな観光バスにも乗れるよ!
長男絶対主義の次男は、長男が楽しいところだというのだからキッザニアは間違いなく楽しい場所に違いないと思ったのかも。
そして頑固者ですが、自分がやると決めたことは必ずやる次男。
「お母さんやお父ちゃんと離れて1人でお仕事するんだよ。できる?」
できる。観光バスに乗る!
覚悟を決めた次男は、初めてのお仕事・クロネコヤマトのセールスドライバーを途中で不安そうな顔を覗かせながらもやり切りました。
キッザニア東京3歳デビューにおすすめのお仕事
キッザニアの3歳デビュー。
幼児になりたての3歳でキッザニア体験をしている様子はとにかく可愛いです。
お仕事体験で着用する制服の着られてる感。
お兄さん・お姉さんと並んで一生懸命頑張っている姿は本当に貴重です。
ここからは3歳にもおすすめのお仕事を紹介していきます。
キッザニア東京3歳におすすめのお仕事~乗り物系~
キッザニア東京で3歳におすすめの乗り物系のお仕事は3つ。
消防士・はとバス・セールスドライバーです。
消防士
キッザニア東京で人気のお仕事の1つ・消防士。
3歳が消防服を着ると、まさにダボダボな制服姿が可愛いです。
お仕事では大きな声で返事をすることなどが指導されます。
長男が3歳のときに体験したのですが、消防車に乗ってホースを使って消火活動をしたのが楽しかったようです。
お仕事内容はそんなに複雑ではないので、比較的小さな子が多く参加しています。
はとバスのお客さん
はとバスのお客さんは3歳デビューの定番!
キッザニア通貨・キッゾを払ってキッザニア一周ツアーを体験します。
次男はシートベルトを締めて、大好きなバスにご満悦でした。
ただ、注意点が1つ。
はとバスのパビリオンには「お客さん」の他に「バスガイド」があります。
実は3歳後半でキッザニアデビューをした長男。
「お客さん」をするつもりで行ったのに、スタッフさんに「お客さん?バスガイドさん?」と尋ねられて「バスガイド」と答えてしまったのです。
私が慌てて「お客さんだよね?」と伝えても「バスガイド」と(苦笑)
子どもの意見を尊重してくれるキッザニア。
ひらがなが少し分かってきたかな?程度の長男は、無謀にも長い台本のバスガイドに挑戦してしまったのです。
幸いだったのは最終回のバスガイドだったこと。
お客さんが誰もいない状態で、他のパビリオンのスタッフさんが唯一のお客さんになってくれました。
片言、どころか一文字ずつやっとこさ読みのバスガイドでしたが、到着するとスタッフさんたちは温かい拍手を送ってくれました。
今となっては良い思い出ですが…。
3歳デビューではバスのお客さんがいいと思います(苦笑)
セールスドライバー
クロネコヤマト宅急便のセールスドライバーを体験します。
こちらもクロネコヤマトの制服姿が可愛いお仕事です。
パビリオンの目の前が横断歩道なので、青で信号を渡る体験もします。
荷物を集荷して、クロネコヤマトの配送トラックに乗り込むので乗り物好きにもおすすめ!
集荷先や配送先は回によって異なるようです。
長男が体験したときは空港の荷物をスタジアムへ配送。
次男はマジックテーブルの荷物をミルクハウスへ届けていました。
お仕事終了後にもらう配送票には荷物の品名も書かれているので、運んだ荷物の中身が分かるのも面白いですよ。
キッザニア東京3歳におすすめのお仕事~食品系~
キッザニア東京の3歳におすすめのお仕事・食品系。
食品系のお仕事はアレルギーさえなければ、どのお仕事でも3歳から体験できると思います。
ここでは長男・次男が体験したお仕事をお伝えしますが、その他のハンバーガーショップやミルクハウスも大丈夫だと思います。
ベーカリー
パン生地を発酵させるイースト菌の説明などを受けた後に、実際に生地を練って成形していきます。
生地をこねたり伸ばしたり、粘土の延長のようで面白いのかもしれません。
長男も大好きですが、次男もベーカリーが一番楽しかったと話していました。
こちらではお土産にDONQのクロワッサン2個とデニッシュバー1本がもらえます。
キッザニアのごはんにも代用できるのがありがたいです。
ただし、こちらでもらえるパンは子どもが作ったパンではありません。
残念ですが、パンはねかせたり焼いたりするのに時間がかかるので仕方ないですね。
ちなみに長男が3歳の時、たまたまベーカリーの英語回を体験したことがあります。
英語回ではスタッフが2名配置され、1人はパン作りの工程を英語で説明。
もう1名は日本語で子どもたちとやりとりしてくれていました。
通常回では終了後にもらうカードが「ベーカリー」とカタカナ表記ですが、英語回の場合は「Bakery」と英語表記のカードがもらえます。
ピザショップ
ピザーラの店員としてピザを作ります。
作ったピザは1枚丸ごと持ち帰れるので、キッザニアのごはんにもおすすめ!
ピザは3種類から選べますが、時期によっては限定メニューが登場することも‼
比較的人気のあるパビリオンなので早めに体験した方がいいと思います。
食品開発センター
ニチレイのチャーハンが作れます。
チャーハンは温かい状態で渡されるので、こちらもキッザニアのごはんにおすすめ!
好きな具材を好きなだけトッピングして作るチャーハンは美味しいようで、パン好きの長男が「またやりたい!」と。
お仕事では冷凍食品用のゴーグルをかけるので、子どものゴーグル姿も新鮮です。
比較的空いているパビリオンなので狙い目だと思います。
お菓子工場
キッザニアオリジナルハイチューが作れるパビリオンです。
お土産にオリジナルパッケージに入ったキッザニアだけの渦巻きハイチューがもらえます。
しかし、こちらはキッザニア東京で1番人気のパビリオン。
体験するにはとにかく早くキッザニアに入場する必要があります。
子どもには楽しいお仕事ですが、大人にはなかなか過酷なアクティビティです。
ソフトクリームショップ
こちらは他のパビリオンと違って、キッゾを支払ってソフトクリームを作ります。
ソフトクリーム作りなら、某串カツ田中やホテルバイキングで作れることもあるでしょ?!と思ってしまうのですが、子どもには人気なんですよね。
期間によっては限定味のソフトクリームを作れることも??
注意点は、3歳児にはソフトクリームが少し大きすぎること。
溶けないように食べるのがなかなか至難の業です。
キッザニア東京3歳におすすめのお仕事~製造系~
キッザニア東京で3歳におすすめのお仕事・製造系。
製造というと少し大げさかもしれませんが、作ったものをお土産として持ち帰れるので記念にもなるアクティビティです。
石鹸工場
牛乳石鹸を作る作業を体験できます。
長男が説明するには、工場に入るとグループが2つに分かれるようです。
ハンドルを回すグループは赤箱の牛乳石鹸。
ボタンを押す方は青箱の牛乳石鹸がもらえるとか。
いずれもキッザニアオリジナルパッケージの箱に入れてもらえるので記念になりますね。
画材屋
こちらはお客さんになるので、キッゾを払って体験します。
好きな表紙とリングを選んで、オリジナルスケッチブックを製作。
スケッチブックをリングで閉じるのが難しいですが、スタッフさんが手伝ってくれるので大丈夫!
親がすぐ側にいて体験できるアクティビティなので、3歳児も安心して体験できると思います。
絵の具屋
こちらもお客さんとして体験するので、キッゾを支払っておこないます。
好きな色を5色選んだら、絵の具の容器に色を詰めていきます。
タイミングよくボタンを押すのと、ボタンが少し硬いのが難点。
しかし、オリジナルパッケージに好きな絵の具を5色も入れて持ち帰れるので子どもには嬉しいアクティビティです。
1回に2人しかできないので、早めに体験するのがおすすめ。
小さなパビリオンなので、親がすぐ側で見ていることができます。
プリント工房
オリジナルカレンダー台紙と、撮影してもらった合成写真をお土産にもらえます。
お客さんとして体験するので、こちらもキッゾを支払うパビリオン。
いつもそんなに混んでなく、所要時間も短めなのでおすすめのパビリオンです。
わりと後半の時間まで受付をすることが多いので、後半に体験することも可能。
ただ、最終回付近は他のパビリオンの受付が終了してくるため、プリント工房も争奪戦になることが…。
キッザニア記念に写真が欲しい場合は、最終回付近より前に体験しておくことをおすすめします。
キッザニア東京3歳におすすめのお仕事~その他~
キッザニア東京で3歳におすすめのお仕事には、上記の他に期間限定パビリオンがあります。
うちわに紋様スタンプを押してオリジナルうちわを製作するアクティビティ。
ガトーショコラを作るアクティビティ。
缶バッチ製作。
比較的3歳にも体験できるような内容を期間限定でおこなうことが多いです。
来場するときに、どのようなアクティビティをおこなっているか確認してみるのもいいと思います。
また、通常のお仕事として体験できる街時計のパフォーマー3歳におすすめです。
街時計
街時計のパフォーマーは、時計台前のバルコニーでからくり時計の人形役としてパフォーマンスします。
この衣装が3歳の子が着るとなんともキュート‼
ただ、長男が体験した時には恥ずかしがって突っ立っているだけでした(苦笑)
それでも衣装姿を見れるだけでも親側には価値があります(笑)
ノリノリでダンスを楽しむ子には最適なのかな。
キッザニア東京3歳におすすめの体験
こちらはお仕事ではないんですが、キッザニアに3歳で来たら体験しても面白いんじゃないかな?ということをご紹介します。
銀行
銀行に口座を作ると、キッゾが入るお財布をもらえます。
また、銀行にはキッゾを預けることも可能。
銀行にキッゾを預けると年に2回利息が付きます。
さらに銀行に預けたキッゾは、銀行のすぐ側にあるATMでおろすことも可能。
次男はATMでキッゾをおろすことにハマってしまい、1日のうちに3回もおろしていました。
子どもにはATM体験も貴重ですよね。
電子マネーセンター
電子マネーカードの作成とチャージ・払い戻しをお願いできます。
電子マネーカードの残高は、電子マネーセンターすぐ側にある専用端末で確認可能。
この端末に電子マネーカードを通すと、1日1回クーポンやお買物券が当たる抽選に参加できます。
チャージしておくと、支払いに電子マネーカードが使えるので便利ですよ。
キッザニア東京3歳デビューにはおすすめしない仕事
キッザニア東京で3歳にはおすすめしないお仕事。
それはひらがなの読み書きが必要なアクティビティと、仕事の内容自体が難しいアクティビティです。
ひらがなを使うアクティビティは、ハンコ屋、バスガイド、劇場(エンターテイナー)など。
ただ、ひらがなを使うからできないというわけではなく、子どもがやりたいと言ったものはお仕事しても大丈夫です。
実際に長男は3歳でバスガイドを体験しているので…(苦笑)
その他、次男が体験した地下鉄(軌道作業員)は鉛筆でチェック項目に〇をつける仕事がありました。
次男は鉛筆をもって丸を付けようとしていましたが、どこに付ければいいのか分からず。
あとからスタッフさんがつけてくれていました。
裁判所や空港のパビリオンも対象年齢が高く、3歳には仕事内容自体を理解するのが困難かもしれません。
キッザニア東京3歳デビューをお得に楽しむ方法!
3歳からお仕事体験が楽しめるキッザニア東京。
ただ、入場料金としてはそれなりの金額になりますよね…。
何か少しでもお得に楽しむ方法はないかと調べてみたところ、簡単にお得にする方法がありました‼
その方法は、じゃらんアクティビティ予約のサイトから申し込みをすることです。
私が申し込んだときは子どもが10%オフになるプランで、じゃらんクーポン1400円引きとの併用ができました。
じゃらんアクティビティで予約をして決済を済ませたら、あとは当日現地で予約画面を見せながら予約番号を伝えるだけ!
とっても簡単にお得になるので、ぜひ利用することをおすすめします。
申し込みの時期によってプラン内容やクーポンの割引価格は変更するので、詳しくは下記のサイトからご覧いただければと思います。
じゃらんアクティビティ予約 キッザニアまとめ
キッザニア東京で3歳におすすめのお仕事や、3歳でデビューするための事前準備について。
長男・次男が実際に3歳でデビューした体験を元にご紹介してきました。
たくさんのアクティビティの中から、好きな職業体験ができるキッザニア。
3歳になったら、1度デビューしてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。