2020年4月1日にオープンした『みなと科学館』
コロナ禍に誕生した科学館なので宣伝もほとんどなく、私もつい最近知ったばかり。
「さすが港区、これが無料はすごい」
「科学技術館を1フロアに凝縮した感じ」
との口コミに期待は高まります。
そこで今回は、虎ノ門ヒルズ周辺の子連れにおすすめの遊び場!
無料で遊べる『みなと科学館・気象科学館』の見どころについてご紹介します。
子どもも満足の穴場スポットなので、最後までご覧いただけたら嬉しいです。
『※2023年10月7日に公開した記事ですが、
「みなと科学館・気象科学館」は混んでるの?の項目と
身体を使って楽しむコーナーに追記をし、2024年2月7日に再度公開しました』
子連れにおすすめの『みなと科学館・気象科学館』とは?
『みなと科学館・気象科学館』は虎ノ門にある港区の科学館です。
プラネタリウムは有料ですが、それ以外は無料で楽しめる施設となっています。
港区立みなと科学館・気象科学館
住所:〒105- 0001 東京都港区虎ノ門3-6-9 1階・2階
TEL:03-6381-5041
【開館時間】9:00~20:00 (入館は19:30まで)
【休館日】
・第2月曜日(祝日にあたる場合は、その翌日)
・年末年始(12月29日~翌年1月3日)
※臨時休館日あり
【アクセス】
・日比谷線『神谷町駅』 4b出口より徒歩5分
・日比谷線『虎ノ門ヒルズ駅』 A2a・A1a出口
より徒歩4分
・銀座線『虎ノ門駅』 2a出口より徒歩10分
・南北線『六本木一丁目駅』 3番出口より徒歩15分
【料金】無料
※プラネタリウムは有料(1階券売場にてチケットを購入)
★プラネタリウム料金★
大人 | 600円 |
小学生・中学生・高校生 | 100円 |
※未就学児は無料(1階受付で無料観覧券を発行してもらう)
『みなと科学館・気象科学館』は混んでるの?
『みなと科学館・気象科学館』は2023年現在ほとんど混雑することがありません。
私が訪れたのも夏休み中の日曜日ですが、ゲームのようなコーナーも2~3人待てば順番がくる感じでした。
無料で充分遊べるのに、混雑もないというのが最高です!
ただ、2023年現在と書いたのは、知名度が上がってきたら混雑することもあるのかも?という懸念のため…。
今現在は、無料でプラネタリウム以外の施設を思う存分楽しめる超穴場スポットです!!
【2024年2月7日追記】
『みなと科学館・気象科学館』ですが、2024年1月中旬の日曜日に再訪したところ、以前に比べると随分混んでいる印象を受けました。
予約不要でおこなっていた恐竜を描くワークショップも、お昼過ぎには受付終了の状況。
全身を使って遊べるゲームコーナーも常時5人ほど待ちがいるような感じでした。
どちらかというと子どもがメインで遊んでいる博物館のため、ゲームなどを大人が体験するのは気が引けてしまうことも…?
ただ、17時を過ぎると一気に人が減るのでそこは狙い目。
大人でゲームを体験したい場合は17時以降に来訪することをおススメします!
プラネタリウムに関しては、来訪した日は満席の回はありませんでした。
『みなと科学館・気象科学館』は広い?
『みなと科学館・気象科学館』は1階にみなと科学館、2階にプラネタリウムと気象科学館が併設されています。
それぞれワンフロアなので、広さはそれほどではありません。
しかし、ゲームのように遊べる展示が多いので、思ったよりも長い時間遊べます。
私が来訪したときには子どもがゲームにハマり、プラネタリウムは見ていないのですが3時間以上滞在していました。
大人も楽しめますが、どちらかというと子ども向けの展示が多い施設だと思います。
1階みなと科学館のおすすめ展示は?
みなと科学館は、科学の要素を取り入れながらもゲームとして遊べるコンテンツが多いのが魅力です。
科学を深く学ぶというよりは、科学への取りかかりとして誰でも楽しめるような作りになっています。
身体を使って楽しむコーナー
大画面上に表示されるゲームを、全身を使って楽しむコーナーが4ヶ所もあります!
上記は川の流れにのって、制限時間内にいかだを何メートル進められるか?というゲーム。
まっすぐな川では中央の流れが早く、曲がった川では外側の方が進みが早いという科学的な要素を含んだゲームです。
ゲームをしている間はそんなことを考えている余裕はありません。
ただ、ゲームを体験したあとは感覚的に流れの早さが分かるようになるかも?
最後にはランキングも表示されるので、上位を目指して何度も挑戦したくなります。
実際にある街の上空を浮遊して、ゴールを目指します。
いくつかのコースから長男が選んだのは、お台場がゴールのコース。
途中でレインボーブリッジなど、コースにちなんだ問題が出題されます。
映像と身体の動きで飛んでいる感覚が得られるのが面白いですよね!
長男が一番はまっていたのが、こちらのゲーム!
川原に隠れている生き物を探して捕まえるゲームです。
本来は1人用ですが、身長が足りないため主人も手伝いに(笑)
待っている人がいなかったので「もう一回やりたい!」と4回も挑戦していました。
科学館のゲームコーナーは混んでいることが多いので、好きなだけ楽しめるというのは嬉しいですよね!
もう1つ他に同じようなゲームがあるのですが、残念ながら調整中でした。
【2024年2月7日追記】
2024年1月に再訪した際、以前できなかったもう一つのゲームを体験できました。
身体をスキャンして各部位の説明を見たあと、走るスピードとジャンプ力を測定。
ただ、あまりゲーム性は感じられないゲームでした。
実際に他は混んでいても、ここのコーナーはほぼ待ちなしの状況。
長男もそこまでの魅力は感じなかったようで、1回体験したのみでした。
やはり、4つのゲームで一番楽しいのは生き物を捕まえるゲームのようです。
鳴き声を聞いて生き物を当てるゲーム。
2歳の次男でも楽しそうに挑戦していました。
こちらのゲームは他にも何種類かのゲームが選択できます。
私も1~20までの数字を順番に押していく反射神経ゲームに挑戦!
何個押せるのか、大人でもかなり燃えます!!(笑)
ドローン操縦も楽しめる!
みなと科学館ではドローン操縦も楽しめます。
奥側の地図と手前の上空からの画面が連動していて、タッチ操作で動かせるようになっています。
十字キーを操作するだけなので2歳の次男も面白がってタッチしていました。
地図で自分の位置を確認しながら、実際の建物の映像を照らし合わせることができるのが面白いです。
科学要素も楽しく学べる!!
みなと科学館のすごいところは、科学的な解説はほとんどないのに遊びの中に科学を取り入れてくれているところです。
こちらは長男が何度も楽しんでいたソーラーパネルを使った体験コーナー。
右側の大きな円盤を回転させると、懐中電灯の電池が貯まっていきます。
その懐中電灯を窓拭きの作業員が乗っているソーラーパネルに当てると、作業員たちが上に向かってビル掃除を進めていく仕組み。
ビルの一番上まで掃除するのが難しい…何回か挑戦していましたが、成功しませんでした。
ゲーム的な要素もありながら、蓄電とソーラーパネルの仕組みが自然と遊びに組み込まれているのがすごいですよね。
回転式のパネルで、生き物の成長過程を並べていくクイズ。
小さい子にはパネルを回せるというのがポイントですよね。
長男も自分で育てたことのあるアゲハ蝶は分かりましたが、他はなかなか難しいよう。
クイズ形式で楽しみながら、生物へ興味を持つきっかけになりそうですよね!
磁界を学ぶコーナー。
クリップや電球などが入ったケースを磁石の上に置くと、どんな反応を示すのかが学べます。
6歳の長男はさすがにまだよく分からず「ふ~ん?」といった様子。
磁界を分かりやすく見せてくれる展示に、私の方が『すごい!』と興奮していました(笑)
2階気象科学館のおすすめ展示は?
みなと科学館の2階はプラネタリウムと気象科学館です。
今回は子ども向けのプラネタリウムが、以前ギャラクシティで見た『忍たま乱太郎』だったのでパスしました。
みなと科学館のプラネタリウムも手頃な金額でプラネタリウムが楽しめるので、開始時間前には列ができていましたよ。
気象科学館は2階にプラネタリウム施設がある関係で、1階みなと科学館よりもさらにコンパクト。
しかし、津波から地震まで災害に関する展示が並んでいます。
1階みなと科学館よりもお兄さん向けの展示です。
津波を目で見ることのできるコーナー
ボタンを操作すると津波が発生!
陸地には家の模型などがあり、津波の大きさでどこまで水に襲われるのかが分かります。
長男にはまだピン!とこない様子。
東日本大震災の映像をテレビで見ていた大人世代には、これが津波の威力なのかと目で見てとれると思います。
気象庁の会見を再現できる撮影スポット。
なりきって真剣な顔で会見を再現してみますか?(笑)
気象科学館は他にも、気象庁の一員になってクイズに答えていくゲーム。
360℃のシアターで映像が楽しめる『うずまきシアター』などがありました。
うずまきシアターは定期的にアニメや大人向けの映像が流されています。
私が入ったときには、火山の噴火を学ぶアニメが上映されていました。
自由に出入りができるので、少しつかれたときに休憩スペース代わりに使えるのもいいですよね。
まとめ
虎ノ門ヒルズ周辺の子連れにおすすめの施設。
無料で遊べる『みなと科学館・気象科学館』の見どころについて紹介してきました。
コロナ禍にオープンしたこともあり、あまり知られていない穴場スポットの『みなと科学館』と『気象科学館』
無料なのに思う存分に遊べて、子どもも大満足!
口コミどおりの充実の施設です。
ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
最後までおよみいただき、ありがとうございました。